間取りの表記を知っておきましょう
不動産投資をする際、間取りは重要です。間取りは部屋の配置、居間、寝室、台所、浴室などの位置関係や、それぞれの部屋のかたち・広さによって示されています。しかし、部屋数が一つの物件でも、1R・1K・1DK・1LDK・SLDK等様々な種類の間取りがあり、間取り図を一見しただけでは判別が難しいこともあります。ここで、それぞれどのような意味あるのかを見てみよう。
ワンルーム(1R)と1Kの違いは???
1Rは、部屋の中にキッチンが備え付けられている物件です。1Rで7畳と表記されていれば、キッチンを含めて7畳ということになります。対して1Kは、Kitchen(キッチン)の頭文字です。1Kという表記は1Rと構成は同じですがキッチンが部屋と分かれています。Kの前の数字は居室の数を表していて、例えば2Kという表記は、「2つのお部屋・仕切られたキッチン・浴室・トイレなど」で構成されている事を意味します。
DK(ダイニング キッチン)の頭文字です。ダイニングとは食事場所を意味します。1DKという表記は「一つのお部屋・キッチンを含む食事室・浴室・トイレなど」で構成されている事を意味します。
1DKの特徴は「ワンルームや1Kでは部屋の広さが少し物足りない」という人にぴったりです。それでいて、1LDKよりも家賃を抑えられるという面もあります。最低限の広さでいいけれど、高い家賃は払いたくない!そんな人にぴったりですね。
レイアウト次第で使い勝手が大きく変わるので、家具家電の選定とレイアウトが非常に重要ですよ。
LDK(リビング ダイニング キッチン)の頭文字です。
リビングダイニングキッチンはキッチンを含む食事室が居間として利用できる程広い事を意味します。つまり、部屋の構成はDKと同じですが、食事室がDKに比べて広くなっています。正確な定義はありませんが、通常DKは食事室の広さが7帖以下、LDKだと8帖以上と言われています。
1DKと1LDKの間取りの違いははこんな感じです。
1DK 1LDK
1LDKは一人暮らしに限らず、夫婦やカップルなどの二人暮らしにも向いた間取りです。1LDKであれば、生活するスペースと寝る場所を分けられますので、無理なく二人で暮らせます。
SLDKのSとは?
広い物件になると、3SLDKや4SLDKという表記を見ることがよくあります。このSとは、サービスルーム(サービススペース)のことです。建築基準法上の居室の基準に満たない部屋のことで、「採光に必要な窓などの開口部が床面積の1/7以下、換気に必要な開口部が床面積の1/20以下」の部屋がこれに該当します。
間取りはこんな感じですよ
とはいえ、サービスルームは書斎やホームシアター、オーディオルーム、収納スペース、子どもの遊び部屋など自由に用途を選べるメリットがあります。
収納スペースなり
書斎なり
募集広告では「サービスルームあり」とアピールしたほうがいいでしょう。