代表的な金利タイプの特徴
代表的な金利タイプの特徴
( 1 )一般的な固定金利期間選択型の注意点
・変動金利型と異なり、 固定金利期間終了後の金利改定における返済額の増加幅に上限はない。
・当初金利だけでなく、 固定金利期間終了後の金利引下げ幅についても確認する。
( 2 ) 一般的な変動金利型の注意点(元利均等返済の場合)
・金利の見直しは通常、半年ごと、返済額は5年間変わらない。
・5年ごとに見直される返済額は、見直し前の1.25倍が上限
・金利が一定以上上昇すると、利息が返済額を上回り、未払利息が発生する可能性がある。
・最終返済日を迎えても元金、未払利息が残る可能性があり、その場合には最終返済時に一括返済することになる。
( 3 ) 未払利息
一般的な変動金利型ローンの場合には、金利が大きく上昇すると、毎月の返済額に占める利息部分の内訳が大きくなり、ついには元金返済分がなくなることがある。
さらに利息が毎月の返済額を超えてしまう場合は、毎月の返済額では支払いきれない利息が発生する。 その毎月の返済額を超えた部分の利息を『未払利息』という。

( 4 ) 希望する住宅ローンの金利タイプ(調査結果)
住宅ローン利用予定者の希望する金利タイプ

( 5 ) 今後重視する(伸長が期待される)住宅ローンの金利タイプ
今後重視する(伸長が期待される)金利タイプ

(注)nは、金融機関を対象とし、無回答を除く有効回答数
前回調査(2020年度調査):調査実施期間2020年7月~9月
今回調査(2021年度調査):調査実施期間2021年8月~9月