返済方法
(1)元利均等返済
毎月の返済額(元金+利息)が返済期間を通じて一定額となる返済方法
元利均等返済イメージ図(設例の場合)
前提条件
借入額:3,000万円
適用金利:3.0%
返済期間:30年
(30年×12か月=360回)
返済方法:元利均等返済・毎月払い
具体的例
借入額3,000万円、金利3.0%(全期間)、返済期間30年(毎月払い)の場合、
毎月返済額は126,481円と計算されることから、
総返済額=126,481円×12(ヵ月)×30(年)=45,533,160円
総支払利息=45,533,160円-30,000,000円=15,533,160円
(2)元金均等返済
毎月一定の元金と、残元金から計算した利息を合計した金額を支払う返済方法
元金均等返済イメージ図(設例の場合)
前提条件
借入額:3,000万円
適用金利:3.0%
返済期間:30年
(30年×12か月=360回)
返済方法:元金均等返済・毎月払い
具体的例
借入額3,000万円、金利3.0%(全期間)、返済期間30年(毎月払い)の場合、
初回利息=30,000,000円×3.0%÷12=75,000円となることから、
総支払利息=75,000円×12(ヵ月)×30(年)÷2=13,500,000円(概算)
総返済額=30,000,000円+13,500,000円=43,500,000円(概算)
借入金残高の推移
元利均等返済の場合は、毎月の返済額(元金+利息)が一定であり、当初は元金返済部分は少なく、徐々に元金返済額が増えていく仕組みとなっているため、固定金利期間選択型(10年)で適用金利が1.5%の場合、10年経過時点の借入金残高は、約77%残っていることになる(下図参照)
返済期間中の借入金残高の推移
前提条件
借入額:2,000万円
返済方法:元利均等返済・毎月払い
返済期間:35年
固定期間金利選択型(10年)
適用金利:1.5%
(11年目以後も変わらないものと仮定)